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新聞折込広告基準、災害時の対応について
新聞折込広告(チラシの折込)は新聞折込広告基準に適合した内容のチラシ である必要があります。 新聞折込広告基準に抵触する内容のチラシや、抵触の恐れがあると判断されたチラシは、ご注文後やチラシ納入後であっても折込をお断りする場合がございます。
過去に問題になったり折込をお断りしたケース、及び新聞折込の広告基準をご紹介いたします。
お断りされやすいチラシの例
- 社名(店名)、住所、電話番号のいずれかが掲載されていないチラシ
- 「ナンバーワン」「No.1」を誇張するチラシ
- 「お客様の声」を多用し、過大に期待をあおるチラシ
- デザイナーが制作していないチラシ
- 景品表示法に抵触する恐れがあるチラシ
- 公職選挙法に抵触する恐れがあるチラシ
- 医療、医療機器関連チラシ
- あはき、柔整関連のチラシ
いずれも、それだけが原因で折込拒否となったケースは少なく、紙面全体の文言や雰囲気、受ける印象など総合的に判断した結果、NGとなってしまったものばかりです。
もちろん、上記に該当するチラシでも折込が可能なケースも多々ございます。 また、「以前は折込ができた」「他社で断られた」などの場合には、内容や表現を変更することで、取り扱いが可能となるケースもございます。 ご不安な場合はお電話にてご相談をお願い致します。(TEL.0120-400-904)
新聞折込広告基準
日本新聞協会に加盟している新聞社および販売店は、折込広告が社会に与える影響を考慮し、「新聞折込広告基準」を定めています。この基準に従い、以下に該当する折込広告は取り扱いできませんのでご了承ください。
1.責任の所在及び内容が不明確なもの
広告主の所在地、事業者名、連絡先が記載されていないもの。
広告の意図する内容が不明確であいまいなもの。
2.虚偽又は誤認されるおそれがあるもの
虚偽誇大な表現により読者に不利益を与えるもの。 市価より高い価格を市価とするなどの不当な「二重価格表示広告」、商品が準備されていないのに掲載するなどの「おとり広告」。
3.公序良俗を乱す表現の広告
露骨な性表現あるいは暴力や犯罪を肯定、礼賛する広告、麻薬・覚醒剤の使用を賛美したり、その他残虐な表現のある広告。
4.求人広告について
募集者の従事する職種及び求人者の住所氏名等、必要な表示事項が明示されていないもの。 求人広告に見せかけて講習料をとったり、物品・書籍等を売りつけたりするのが目的と思われる広告。
5.中傷ひぼう広告
名誉棄損、プライバシーの侵害、信用棄損、業務妨害となるおそれがあるもの。
6.公職選挙候補者の事前広告
公職選挙候補者が選挙運動期間中(立候補者が立候補の届け出をした日から選挙日の前日迄)に行う文書活動は、公職選挙法によって定められたもの以外は禁止されている。 また選挙運動期間前でも事前運動とみなされる場合の取扱いは出来ない。
7.弁護士の広告
弁護士及び外国特別会員の業務広告は、日本弁護士連合会の「弁護士の業務広告に関する規定」「外国特別会員の業務広告に関する規定」により定められた範囲内でなければ広告出来ない。
8.医療関係の広告について
病院、一般医業務の広告については、医療法に定められた事項以外は広告出来ない。 医薬品・医薬部外品・化粧品・医療用具等の広告は、「医薬品等適正広告基準」の範囲内でなければ広告出来ない。 健康食品の広告は、医薬品的な効能・効果を表示出来ない。
9.金融関係の広告
消費者金融広告等の賃金業の広告では、「賃金業の規制等に関する法律」で利率や登録番号など必要な表示事項を記載するように定められている。
10.その他の注意事項
医薬品等を否定する表現や内容の広告、迷信等非科学的なもの。 政治問題について極端な主義主張を述べたものや係争中の問題について一方的な主張を述べたもの。 上記基準に限らず、内容によってはお断りする場合があります。また、判断が難しい場合は関係諸機関・団体の指導・協議等により決定します。
災害時の対応について
災害時(事故や事変)の規模、状況により、折込広告の一部または全てが実施不能となる場合がございます。
緊急時には、次のガイドラインに則り広告を取り扱いいたします。 被災によりお預かりしているチラシに破損、汚損、消失、あるいは、配布の遅延や未実施が発生しても、一時被害、二次被害を問わず免責とさせていただきます。 また、原則として、折込センターから新聞販売店に向けて出荷後は、返金や返品の対象外となりますこと予めご了承ください。
想定される災害
大地震、津波、水害、豪雨、豪雪、噴火などの自然災害、大規模停電、原発事故、放射能漏れ、大火事など事故、人災による災害、その他、感染症の拡大やテロ、武力攻撃など、日常を著しく阻害する脅威もこれに含まれます。
新聞販売店にチラシ到着後の取り扱い
- 新聞輸送が遅れていても、折込チラシだけの配布は行わない
- 新聞輸送が遅れて翌日到着となった場合でも、その日付の折込チラシは、その日付の新聞に折り込む
- 折込が中止となっても抜き対応は行わない
新聞折込が実施不能なケース
- 人命にかかわる場合及び、人員の安全確保ができない場合
- 新聞社の印刷工場被災により、新聞発行が不能となった場合
- 新聞販売店の被災により、折込広告業務及び、新聞配達業務が不能となった場合
- 折込代理店の折込センターが被災により、折込広告が出荷不能となった場合
- 自然災害、道路、橋脚などの崩壊や事故、人災による災害、障害物による道路交通の遮断など
- 新聞販売店に新聞が届かない場合
- 新聞販売店にチラシが届かない場合
- 新聞販売店に配達員が到達できない場合
- 新聞輸送、新聞配達、チラシ輸送に関わる車両や燃料の調達が困難となった場合
- ライフラインの崩壊により業務遂行が不能となった場合
- 警察、消防、その他監督官庁からしかるべき指導があった場合
- その他、折込広告業務を著しく阻害する事態が発生した場合